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孤独雪月花
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作詞 哭 |
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肌寒いのはこの時期
アナタの唇に触れるのは
月に充たされたままの花弁
透き通る白肌
その先にまみえる百夜
アナタは何を信じて 何を捨て去る?
信頼と思い続けた残酷な真相?
それとも真実を知りすぎた悲しさを通り超えた闇黒?
雪は白い?
そんなの誰が決めたの。
雪は私の姿を消してくれるんだ
赤く染まった血に餓える私を・・・
隠し通してくれる唯一の盾
往線の夜に立つ修羅は雪(かめん)で隠す
立ち並んだ町並みを吐息が覆う 私の吐息トイキ・・・
両手の片に握った硝子の破片は
血に餓えた私を癒すよ
このまま凍え死んで・・
それでアナタは望む唇差し出すのであらば
いくらでも私は凍てつく寒さとなろう
月刺す白さを私に下さい
白と呼ぶその雪で私を包み込んで
そのまま人間にしてください。
それが愛の欠片(かたち)だというのだから
残酷よ
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