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触レタ唇デ囁ィテ
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作詞 哭 |
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何時何分 おはよう おはよう
闇から目覚めたお姫様夜我ヲ求メテ捜シテ
暗闇の旋律は恐ろしくて怖いよ
イトオシイお姫様 清いその手で掴んで
凍える我を必死にと求めて追いで
なにも恐ろしいことではないのだから
凍えついたこの身体
お姫様が拾い上げたこの身体
もう一度命を吹き込んだ我の身体はアナタに捧げるギニョール
弄んで捨てて それでも我は望むのだから
瞬きUV回も許されないのダカ羅
そう我はアナタの指の意図で動かされる人形
もう厭きたんだろうお姫様
もう一度凍える手を差し伸べてほしかった
足手まといという愚かな存在は消えるのだ
それが渇せられた我の命の重み
凍えるよ
もう十二時の時
求めた姫の姿は見えたい
まるで蜘蛛の糸に引っかかった蝶を忘れてしまったかのように
一時の唇を触れて忘れていったお姫様
優しいお姫様
我ヲ救って捨てたお姫様
呪う言葉は似合わない
このまま消えてしまおう
螺子が切れて 長い眠りを
尽きたのは「恋」の言葉なんかじゃない
尽きたのは「身体」なんだ
人形はお姫様の掌で隠れ去り握りつぶされ
「恋」の言葉さえ亡くなる時と共に
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