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影踏み
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作詞 羽依 |
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君に届けと
伸ばした右足は
君の影さえ
踏むことが出来ず
かすかに香る
夜の空気と
青の世界の
コントラストが眩しくて
攫っていって
この火照る頬も ぜんぶ ぜんぶ
流れた涙は
闇夜に消えていったの
なかったことなの ぜんぶ ぜんぶ
夜だからって
急に ただ
君の温もりを
手探りで求めた
白い息も
かじかむ指先
包んでくれたのは
君ではなかった
掻き消して
この優しい夜も いつか いつか
日が差せば
隠れた君の影も浮かぶ
見つめることぐらい させて させて
日が出ようとも
月が笑おうとも
攫っていって
この火照る頬も ぜんぶ ぜんぶ
流れた涙は
闇夜に消えていったの
なかったことなの ぜんぶ ぜんぶ
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