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木漏れ日で眠った
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作詞 羽依 |
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慈しみ深く そっと
あなたの頬に触れれば
少し まつげを揺らす
その寝顔が愛しくて
覚醒してしまうと
あなたはため息をよく落とす
それも 好きよ
だけどそれより 声を聞かせて
胸に募る言いようの無い暗雲
気づいてないふりをした
いつか あの笑顔で
また快晴にしてくれると
信じてたの
近づくくちびる
吐息を感じてきゅんとなる
今宵もただシーツの海に
ふたりで飲み込まれていくだけ
もっと快感を求めて
あたしをここに縛りつけて
愛なんて いいの
期待してる あたしが変なのよ
体が 胸が あなたを欲する
涙なんて枯れてしまったわ
やがて 切り裂かれようと
瞳はあなたしか映さないくらい
愛してるの
狂わされただけよ
愛なんてそんな 生ぬるいものじゃない
もっと確かな この衝動
もういいでしょ こんなに堕として
あなたの腕じゃなくていい
せめて 木漏れ日で眠らせて
あなたの鎖骨に口付けを
今だけ あたしを感じて
あたしの中に刻みつけて
その鬱血はあたしの愛の証
愛してるの
醒まされただけよ
あなたの胸の中 夢の真ん中から
汚れた体で あたしだけ
もういいでしょ こんなに傷つけて
あなたのぬくもりじゃなくていい
せめて 木漏れ日で眠らせて
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