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気だるげな朝
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作詞 羽依 |
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恋に溺れた宵が終わり
朝が目覚めた
昨日飲んだカクテル
ただ 胸を押しつぶす
枯れた涙を救い上げて
綺麗になって この身体
誰かさんのために
長く伸ばした髪の毛
遠い空が青ならば
あたしは何色になれる?
黒い羽をたずさえる
堕天使にもなれない
汚れた愛でよかったのよ
悲しいのは どこまでも切ないから
側にいて抱きしめて
なんてね、言ってみただけ
やがて モノクロの世界に
色が編みこまれだすのなら
気だるげな朝も
まぶたを閉じるはず
瞳になんて映さないで
壊れたあたしを 見たくは無い
砕け散ったのなら
そっと 海に還して
乱れたあたしの心に
あなたはまだ生きてる
愛のうたは 震わせて
むなしさを誘うだけ
ひび割れた笑顔に
黒を塗りつぶして 裂いた
もう1度名前を呼んでよ
声を聞かせて
胸をえぐられた傷跡に
口付けを落とすのよ
あなたが残したもの
ただひとつの 愛しい傷
汚れた愛でよかったのよ
悲しいのは どこまでも切ないから
側にいて抱きしめて
なんてね、言ってみただけ
やがて モノクロの世界に
色が編みこまれだすのなら
気だるげな朝も
まぶたを閉じるはず
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