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青い手紙
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| 作詞 夜棗結加 |
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手紙が届いた
空の色を そのまま映したような
青い手紙だった
差出人は分からなくて
でもなぜか不審のない手紙だった
中には一枚の紙と 花で
「今 笑えていますか？」
と 書かれていて
それが無償に心に響いて
涙がこぼれた
心の中に眠っていたなにかが
ふたたび 目をさまして
僕に 言ったんだ
「今 笑えていますか？」
青い手紙は 僕の心に
僕の心は 僕に問いかけた
「今 笑っていますか？」
僕は 笑い方さえも忘れて
ただ 悩むことのしかできない人間で
いつからそうなったのかは分からなくて
でも とにかく分かったのは
ずっと 笑っていなかったこと
空は 澄んで
太陽は 生きていて
風は 優しく吹いて
僕に 問いかけた
「今 笑っていますか？」
笑うことも忘れた僕に
問いかけたんだ
なぜか分からないけど
涙がこぼれて 嬉しくなって
ただ 思ったのは
嬉しいきもちだった
そして 自然に 笑っていた
青い手紙 差出人は分からなくて
僕に 笑顔を取り戻してくれた
ただ 伝えたいのは
「ありがとう」
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