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果物ナイフの子守唄
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| 作詞 聖地 |
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〜誰も僕を裁けやしない 誰も僕を許せやしない〜
白い部屋で君は眠る 目覚めることなき不治の病
僕はそっと手をのばす 僕はそっと手をのばす
出会ったことすら疎ましく思う こんなにも好きなはずなのに
君が何も言えなくなってから どれだけの月日が僕を横切るのだろうか
一緒に笑いあうはずだった公園 自慢したかった駅前のカフェ
今は叶わぬ 泡沫の日々
どうして誰が作ったのか 悲しみのストーリは螺旋階段
僕はただ見つめている 君が苦しそうにもがく姿
白い部屋の片隅は闇 見守る僕の何倍苦しめば君は許されるのだろう
誰にも治せないのは恋と同じ こんなにも好きな僕だから
君が何も言えなくたって 考えていることはいつも繋がっているから
あのドライブコースの風景も 一緒に見た夕焼け空も
今は消え行く 月下の幻
どうして誰が作ったのか 苦しみのレールは廻る輪廻
僕はそっと手をのばす 君が苦しそうにもがく姿
どうして誰も抗えない 悲しみのストーリーは螺旋階段
僕はそっと手をのばす 君の首筋に手をのばす
どうして誰が作ったんだ 運命のレールは闇の輪廻
僕は君に手をのばし 強く握り絞めた
誰も僕を裁けやしない 誰も僕を許せやしない 僕も今から会いに行くよ
白い部屋を赤く染める 果物ナイフの子守唄
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