|
|
|
ピアノ
|
作詞 真砂陽子 |
|
Kissした後の風は 何故か冷たくて
いつもの煙草の残り香も まるで他人のフリしてる
大好きだった 彼の味
かわいがる指先は すべて知っていて
ココロ与えることなしに カラダだけを奪ってく
彼に奏でられるがままの
音しか出せない あたしはピアノ
鳴らさないで もう あたしを
刹那の夢に 濡れてしまうから
鳴らさないで 誰でもいいなら
A silent and broken one I'd love to be
初めての日の舌は とても紳士的で
ロックアイスのような不安も 甘い言葉にとかされた
彼のピアスに射抜かれた
あたしは 真っ赤に腫れた耳たぶ
乱さないで もうあたしを
ふさがりかけた 穴が痛むから
乱さないで もうこれ以上
余計に 傷が滲むから
悲しいエチュード弾くだけの
楽譜も読めない あたしはピアノ
鳴らさないで もう あたしを
刹那の夢に 濡れてしまうから
鳴らさないで 音出すだけの道具じゃないの
I'm just a piano, not in your hands
A silent and broken one I'd love to be
|
|
|