|
|
|
タイムカプセル
|
作詞 Y-KO |
|
「もう一度僕らが大人になったら」
遠い日に重ねあった小さな手の上の約束
誰かが家から持ってきた四角い箱の中に
自分の一番宝物と一緒に閉じ込めたね
進むべき道は枝分かれでも
背が伸び見る世界が変わってきても
いくつもの季節が巡っても
此処に眠る僕らの友情は永久(とわ)に
汗まみれてはしゃぎあってくだんないことで喧嘩もしたね
あの頃の僕らには男女も関係なかった
ただ馬鹿やって毎日が楽しけりゃそれで全部よかったのさ
嵐にも負けぬ強さで佇む大きな楠の下(もと)
あの日の約束を胸に抱いて仲間を待つよ
体育館の裏の畑に埋まっている僕らのアルバム
セピア色のフィルムに思いをはせながら
歩んでいる道は違(たが)えども
重ならない時間(とき)が長くても
少しずつまた一人と足並みが増えて今
此処に集(つど)う僕らの笑顔はあの頃のままだね
大人びた顔をしてるけど朗らかな笑い声が響く
泥に塗(まみ)れ色あせた箱を掘りおこして
はしゃぐ姿はきっとこれからも変わりはしないんだろ
そして今一度また此処に僕らの思いを託そう
六十過ぎたじいさんやばあさんになっても
皆で笑い会えるよに
|
|
|