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みずたまり
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作詞 翼を失いし者 |
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静かに落ちた 涙の雫が
小さな“ミズタマリ”をつくった。
とても小さく ちっぽけな僕だから
その“ミズタマリ”の上に虹をかける事さえも できなくて。
悔しくて 悔しくて
また雫が そっと
頬を伝って こぼれていった…。
泣きたくなんかないのに
“ミズタマリ”は 少しずづ大きくなる。
『ごめんね。』『ありがとう。』
こんな 言葉さえ、僕の心は 聞き逃して
不幸な自分を 自分で描いてしまった――――。
でも、ある朝目覚めたら
昨日まで晴れることのなかった 空(ココロ) に
大きな虹が架かっていたんだ。
それは きっと
とても小さく ちっぽけな僕なのに
君が必死になって見つけてくれたからだと思う。
いつもは聞き逃してしまっていた言葉だけど、
今日は君に伝えたいんだ。
――――アリガトウ――――……と。
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