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モラトリアム
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作詞 estone |
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虫眼鏡で覗いた 気だるい空に
並んで靡いた ふわふわ、幾つかの雲端
昨日見た夢なら 忘れちまった
何かが今日には有る訳じゃないが
自己嫌悪のナイフが急に 僕の心の弱さを貫く
気付けば黙り込んでしまっていた
傷口に閉じ込めた音は曖昧
冷たいこの世界 ぶっ壊れた心で 誰もがもがいて居る
大切な誰かに 大切な何かを ただ ただ 届けるため
灰色に塗られた壁 罅割れている
落書きの中に さり気無く書かれた、誰かの未来
僕の心の中に 聳え立つ壁
無数の絵の中に どんな未来が?
迫り来る未来に恐れて 振り向けば逃れられない過去
降り続く冷たい雨の中
虹を待つ弱くて強い希望
冷たいこの世界 ぶっ壊れた心で 誰もがもがいて居る
大切な誰かに 大切な何かを ただ ただ 届けるため
盾なら捨てろ 剣なら捨てろ
心が呼んでる 僕が呼ばれてる
この場所は ただ一つの僕へ 歩き出すための場所
ぶっ壊れたモノクロ 黒雲に灯す希望 プリズムの欠片集めた
倒れたら起き上がれ 無理だったら転がれ ただ ただ 前を見据え
動き出した世界 行き先は心が 指し示す光の直線
大切な誰かに 大切な何かを ただ ただ 届けるため
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