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白い空
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作詞 estone |
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かじかんだ手を2つ重ねて 笑顔で歩いたね
歩き慣れてた あの道の空 幾つも息を溶かして
冷たい風が 雪催いの 空を駆け抜けて行く
凍えぬように 消えないように 温もりを2つ並べた
冬空が こんなに輝いてる
立ち止まって 2人のまま 見上げたら
舞い降りる白い雪 「キレイだね」そっと 時が止まった
僕の中 どうしてか冬が温かくなった
微笑んだ顔を見せて 何も言わずに 抱き寄せた肩
白い空のすぐ下で
目に見える君 見えない君 全て分かったつもりが
時々君を 傷付けたなら もしもそうなら ごめんね
1人きりの指先が冷たい
想ったって 今はもう 君は居ないよ
舞い降りる白い雪 今は1人きり 見上げる冬空
届かない思い出が 君をまた描き出す
指で雪に書きなぞる 「好き」の言葉も もう届かない
立ち尽くした冬空に
君と見た空 君と見た雲 君と見た街 君と歩いた
君と見た空 君と見た雲 君と見た街 君と、君と・・・
舞い降りる白い雪 今は1人きり 見上げる冬空
目を閉じて思い出す 「大好きだよ」と何度も繰り返す
見上げれば白い空 この街を冬の色に染めて行く
降り出した雪粒が 2人をまた描き出す
この雪があなたならば 寒さに揺れる 僕らの街に
春は来ないで欲しい
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