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無題
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作詞 碧の風 |
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求めては 手放そうとする手
いつだって 羨ましいと思っていた
包まれる優しさ 与えられる安堵
耳を通って 己の体を犯すように響く声
触れる唇 湿った温度を感じて
あなたの全てが 己の全て
ココロも身も 全てがあなたに溺れてゆくのに
ココロの片隅では 捨てられるコトを恐がって
思ってもないこと 口にしては
傷つけた
自分しか見えない己を いつだって蔑んで憎んで
あなたを幸せに出来ないと 己の醜い手を睨んでは実感して
それでも止められなかった 想いは
あなたに届いているでしょうか
何度 愛している と囁かれても
何度 愛している と体を繋げてみても
どこか空っぽな空間は埋まらなくて
その寂しさから 逃げていた
一人の夜は あなたの体温を求めて 泣いた
会えば 傷つけてばかりなのに
矛盾した想いが 螺旋を描いては
出口を求めて足掻く
いつかは届く?
いつになったら伝わる?
終ることのない言葉の羅列は
ただ己の中だけで 渦巻いては量を増して
内側を埋め尽くしては己を蝕んで
答えも何も示してはくれない
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