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あのころ
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作詞 Kヘルツ |
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焦げた魚のあの臭い
カラスが飛んでく夕空
夜の風の緑の臭い
僕はあの頃に戻りたい
時は僕を無視して連れて行く
けど僕は一緒について行く
あの日の臭いは あの日の臭いのままだ
昔はよくドブ川へ落ちて
友達の靴を汚したな
ルルル、ルルル、帰り道に そっと
傷ついた猫を癒したっけ?
写真を見てももう戻れない
あの場所もきっと変わったさ
過去にすがりついたままの気持ちで
教科書に追われる僕がいる
いつかこぼしたあの涙
ぎゅっと握りしめてたけど
今は一滴も付いてない
この手の中にあったのに
あのころの僕は強かったんだ
今より何倍も強かった
そんな事言って 今の僕は逃げ道探し
やんちゃだった僕は何処にいる?
何年か前の帰り道
あの10月の雨の日に 青い
傘をさして歩いていたの
夕飯を想像しながら
僕は帰り道を楽しんで
虹が出たらいいのになぁなんて
そんな僕はもう過ぎ去った
そういえばあの頃に
中学の先生が言ってた
「これだけは覚えてて
どんな時でも自分を信じていく事」
焦げた魚のあの臭い
カラスが飛んでく夕空
夜の風の緑の臭い
僕はあの頃に戻れない
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