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嬉しかった
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作詞 礼夢 |
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メールの相手
貴方の部活の先輩
あたしにとってはお兄ちゃんみたいな
存在
『リスカって変?』
当たり前のことを聞いてみた
『変。お前やってんのか?』
『うん。』
『マジかよ…。いつから?何回ぐらい?理由は?』
理由なんて他の人に分かるわけないよ
『小5の時に1回。今年は多かった。理由はひどい上がり症。』
『もう止めろ。よく知らねぇけど、危ないんだろ?これからはどんな理由があっても止めろ』
『無理だよ。音読のたびにどれだけ死にたいって思ったか分かんないよ』
『そうかー… 他には誰がこのこと知ってる?』
『男子だけなら・・・・・・・・ぐらいかな』
『そか… お前は止めたい?』
『止めたいけど…。ヒロキは何にも言わなかったよ?』
『そりゃ、あいつもお前に嫌われたくなくて何も言えなかったんだと思う。本当はあいつも止めてほしいと思ってると思うぞ?お前だって好きな人が死ぬかも知れないのは嫌だろ?』
『うん。ヒロキが死ぬのは嫌。』
こんな会話
男子で止めろって言ってくれたのは
君がはじめてでした
嬉しかった
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