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アンダンテ
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作詞 桜庭隼人 |
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少しだけ 風を集めて帰る家路
黄昏の中へと消える子供 自分を重ねた
この先はただ絶望が広がる道
くだらない明日には憂鬱を連れ 歩く速さで進んでく
夢も無くて 迷いの中伸ばす手は誰も見えず 気付かなかった 朽ち果ててく
この景色には希望も無い
僕はこれから何を糧に生けていけばいいの
幸せや喜びや愛は何も無くて…
強がって ボロボロで もう死にたくて 何度でも
僕は何処へ行けば救われるのだろうか
今が遠ざかってく
アスファルト 咲き誇る花 そっと撫でると笑いかけてくれた
寂しさへと僕を導く坂道
「まだ生きてる」 鏡の前呟く その声さえ弱々しくて ナイフを持つ
今生きている証は無く 心に残る過去を数え
誰かを傷付けてまで 生きるしかないならば いっそ捨ててしまおうか…
悲しくて 苦しくて 逃げ出したくて あの向こうへ
突き破る鼓動がただ虚しいだけだよ
全て終わりにしよう
今は目の前に咲いてる このイトスギを散らし風の中
震えてる不器用な軟弱な両手でも 遠い明日の道
希望を乗せ進めるなら 愛はいらない
繰り返す毎日 襲い掛かる憂鬱に僕は…
さよならしよう!
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