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飛べない鳥
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作詞 フェンキ |
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あの日伸ばした手は君に届くことはなかった
記憶をたどり たどり着くのは最後に見せた君の悲しい目
広がる砂漠に雨が降ることはない
君は涙を見せなかった
君は籠に入れられた悲しみの鳥か
僕が籠に入れられた悲しみの鳥か
君は自分を犠牲に僕を籠からだした
君をそんな顔にしたのは僕
君を守れなかったのも僕
そんな顔をしないで
君の笑顔を守れなかった
今君はどこに居ますか 笑っていますか?
会いたいけど君に会わせる顔も勇気も無くて
無力なこの両手を呪っても君を掴めない
無力なこの両足を呪っても君に会えない
苦しくてもがいても変わらない現実
夢から覚めるとき描かれるのは君の顔
僕が犠牲になれば 君を自由にさせられるのか?
僕の命一つで君は 広い空に飛びたてるのか?
強くなれ自分に言い聞かせ叫ぶ
描く手紙は君に届くことはない
今君はどこに居ますか 泣いていますか?
君の声に気がつけなかった僕をどうか許さないで
有力なその両手を見つけたら君を抱きしめる
有力なその両足を見つけたら君の手を引ける
悲しくてもがいても変わらない現実
夢から覚めるときに描かれるのは君の顔
今度こそ僕は 喜ぶ君の顔を描くことができるのか?
今度こそ僕は 君の笑顔を全てを守ることができる?
強くなれ自分に言い聞かせ叫ぶ
手紙が届かないなら探しに行こう
恐いなんていって、どこまで自分を甘やかすつもりだ?
自分を捨ててでも、君を助けたいと心から思ったんだ
めぐる時の中に 可能性を作り出す
無力な足なら有力に変えて
君に向ける思い力に変えて
ゆれる鼓動を加速に変えて
傷つく痛みも強さに変えて
恐怖は感じないくらい君を思おう
次こそ共に飛び立とう 君の悲しみも傷も痛みも僕が背負おう
君を守るから心配しないで
次こそ共に誓い進もう 羽が折れたら僕が君を乗せて飛ぼう
どんなことがあっても君を掴んだこの両手は離さないよ
もう君を一人置いては行かないよ
夢のなか君を捕まえようとすると君は花のように散るんだ
君もこの痛みを感じていたのか?
さぁ夢から覚めて現実に
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