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さよなら色の魔法
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作詞 水 空 |
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黄昏に染み入る雪は淋しがり屋さんだから
柔らかく私の頬に触れてすぐ消えてしまう
冷たいのにあなたの手のひらみたいに温かくて
泣きたいのに私は笑ったんだ
さよなら色の夕暮れを見上げて
降り注ぐ小さな灯火は
儚く遠いあの雲を目指して
舞い上がる螢のような空
月影の霞んだ夜が黙り込んでしまっても
その先の明日は今も待ってくれているのかな
静か過ぎて聞こえないや
ひとりぼっちの罰ゲームは
いつまで続くんだろう
叫び続けた太陽も
笑顔になれる呪文を
教えてはくれないから
泣きたいのに私は笑ったんだ
さよなら色の夕暮れを見上げて
降り注ぐ小さな灯火は
儚く遠いあの雲を目指して
舞い上がる螢のような空
冷たい街に手のひらを掲げて
ほとばしる温もりを刻んだ
最後の夢はいつまでも続いて
溢れ出す涙に変わるから
舞い上がる螢のように
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