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街風ネオン
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作詞 水 空 |
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さよならを乗せた最終列車が
切なさを連れて闇に消える頃
夕焼けの色を忘れたんだって
今日も星空は僕に囁いた
誰もいない夜の街で
ネオンサインは煌めく
写し出した僕の影と
追い掛けっこしながら
踏み出した足が始めの第一歩なら
百歩目には太陽が昇るだろうか
真っ暗な場所でひたすら泣いていたのは
迷子になった二歩前の僕だった
深い眠りから目覚められなくて
息をひそめてるこの夜の街で
朝を求めてた僕の両足が
情け容赦なく音を掻き鳴らす
「走れ、走れ、走れ!」
脳がそう叫んだんだ
「何処へ?空へ?夢へ?」
誰も答えないけれど
「それでも良い、走れ!」
僕もそう思ったんだ
そうしたら三百六十五歩目で気付いたよ
踏み出した足が始めの第一歩なら
百歩目には太陽が昇るだろうか
真っ暗な場所でひたすら泣いていたのは
迷子になった二歩前の僕だった
それでもね 僕が走り続けて行くなら
ずっと先で輝いていられるだろう
もし仮にそれが何億歩の未来でも
辿り着いてみせるよ この足で
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