|
|
|
タワーホワイト
|
作詞 水 空 |
|
新幹線の窓に東寺が見えてくる頃は
反対側の窓の景色は見ないように
ホームを降りてすぐに駆け足で改札目指す
階段降りて見えた君は僕の幻?
凍えそうな指を絡めた記憶だけが
この右手にはまだ残されているのに
京都タワーのライトアップが
僕の目に焼き付けられたまま
この街遠く笑顔の君は
降り出した雪の影に消えた
翌朝夜が明けてまだ眠い目こすりながら
なんとか窓を開けて辺り一面は雪
白く光る吐息 高く昇る太陽
冷たい記憶さえ溶かしてしまうのかな
今日の思いを明日へと運ぶ
役目を終えた白銀の色
この街遠く泣いてる君は
陽の当たる雪とともに消えた
京都タワーのライトアップが
僕の目に焼き付けられたまま
この街遠く笑顔の君は
降り出した雪の影に消えた
|
|
|