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ヒューズ
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作詞 水 空 |
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乾ききった髪を焦げそうなくらいに
梳かし続けてきた古びたドライヤー
疲れきった顔が鏡から覗いた
「いつも側にいるよ」 空耳は優しい
あなたの温もりの風を浴びて
胸焦がし頬を焼ききる前に
ヒューズ飛んでいけ 記憶全部持っていけ
私なんかほっといて 幸せになってるんなら
一人だけずっと笑えないまま
渇ききった涙 しょっぱい味がする
溶かし続けていく まだ残る思い出
壊れそうなドライヤーの裏側
消えないプレゼントのマーク
届きそうで届かないあの日々を
いまさら取り戻そうとして
逢いに行っちゃって でも誰にも逢えなくて
捨てるはめになっちゃった 古びたドライヤー
もっとヒューズ飛んじゃって 記憶全部吹っとんで
私なんかほっといて 幸せになってるんでしょ?
一人だけずっと笑えないのに
明日こそきっと笑えますように
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