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マチガイサガシ
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作詞 水 空 |
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いつもと違う部屋の マチガイサガシを始める
一つ目のマチガイは 写真立ての中身
「なんだか狭い部屋に 取り残されても平気さ」
二つ目のマチガイは 僕の弱い心
もうすぐ日曜日 一人でも大丈夫
強がりを言うけれど 温もりのない溜息
僕らは 僕たちは いつもセピア色
額縁の中には 二人分の笑顔
明日も 明後日も ずっと涙色
マチガイサガシしなんかじゃない 本当は気づいてる
僕ら二人の部屋に 並べていたのは気持ちと
三つ目のマチガイの 並べていた枕
ガランと開いた部屋は 一人暮らしには広くて
四つ目のマチガイは 君がいないことさ
もうすぐ誕生日 一人きりじゃ切ない
いつまでもいつまでも 温もりのない溜息
いつかは いつの日か 変わるはずの色
額縁の中まで 染み込んで 滲んで
明日も 明後日も ずっと涙色
失くしたものは他でもない 本当のあの笑顔
僕らは 僕たちは いつもセピア色
額縁の中には 二人分の笑顔
明日も 明後日も ずっと涙色
マチガイサガシなんかじゃない 本当は気づいてる
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