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Twin Planet
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作詞 水 空 |
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双子惑星と呼ばれた
冥王星とカロンたち
名もなき星の僕よりは
幸せだったはずなのに
例えるならそれは 夜空を伝う
たった一つの流れ星
君は輝く月 空に浮かんで
静かな瞳 憧れた
孤独感に耐えて 双子の星を
羨んでいる一つ星
夜空を羽ばたいた あの白鳥を
見上げた先に二つ星
白鳥のくちばしで
仲良さそうなあの重星は
本当はお互いに
何光年も離れてるんだ
夜空で光るアルビレオ
それは綺麗な星だけど
外見だけの仲よりは
冥王星で構わない
わずかに残る雲 僕らの間
からかうように遮った
暗黒を切り裂き 光る連星
スピカなんかに嫉妬した
春先の夕空に
浮かび上がった豆電球も
自ら光放たぬ
あの星よりは遠い距離
乙女の胸で瞬いた
スピカまでとは言わないさ
惑星からも外された
冥王星で構わない
僕が思いを重ねた君は
こんなにもすぐ側に見えるのに
君をどんなに思っても
僕の思いは雲の底
あの壁さえも越えられず
暗闇の中燃えて散る
君は地球に導かれ
絶えず笑顔の浮かぶ月
僕はしがない屑星で
名前すらない一つ星
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