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Breakdown 〜赤いロケット〜
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作詞 水 空 |
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組み立てたロケット
屋上からぶっ飛ばして
斜向かいのビルの
窓を突き破っていった
当然怒られて
窓の弁償させられる
でも頭ん中は
次の飛行考えてた
あの青空に憧れて
赤いロケット打ち上げた
子供じみたおもちゃだけど
本気で飛ぶと思ってた
九回目の飛行
またも失敗に終わった
だからと言ってまだ
諦めたくなかったけど
夢を一つ乗せて
あの青空を目指すのに
白い雲にさえも
届かないで失速する
遠く輝く太陽の
側で転がるあの夢は
音も立てずに崩れ去る
太陽はただ笑ってる
赤いふざけたロケットも
諦めたように軋んでく
手を伸ばせば届きそうな
あの輝きに遮られ
組み立てたロケット
ごみ箱へと放り込んだ
一番楽なもの
掴んだまま立ち尽くして
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