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200ページのラブレター
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作詞 水 空 |
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高校3年の始まりの春が
近付いて来るにつれ
後悔の思いが増していく
使用したルーズリーフ100枚に
使用した時間は10日以上
表裏合わせて
200ページのラブレター
長すぎて君に受け取っては
もらえないだろうけど
それどころか君は
呆れて笑うだろうけど
恋はお金では買えないが
200ページは240円
抑えられないこの思いを
紛らわせてくれる
世界で一番君が好きだなんて
ありきたりな言葉で
この破裂しそうな思いは語れない
だからコンビニで買ってきたルーズリーフを
一枚も残さずに君への思いを書きあげた
「初めて会った時に一目惚れした」
「君の笑顔が好きだ」
「体育祭で1位を取れずに泣いて
卒業の日、朝からすでに泣いていた君は可愛かった」
「高校になっても輝いてた」
これは200ページのほんの一部
君への思いは語りきれない
高2の春に転校した
君に思いを伝えられなかった
今でも後悔しているが
200ページは白紙に戻せない
後悔をしてももう遅い
最後に一言伝えたい
君への思いは止まらないから・・・
世界で一番君が好きだなんて
ありきたりな言葉さえ
伝える勇気が僕には無かったけど
世界で一番君が好きで、好きで、好きで、好きで、好きだから
もしもまた君に逢えたなら
この思い君に伝えよう
200ページのラブレターで
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