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傷痕と貴女の濡れた森
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作詞 porunoageha |
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武骨な腕に刻む紅い月夜の傷
吐息一つ闇が隠す
無駄とは知りながらナイフが輝いた
瞼に浮かぶ愛しき人
燃える命と引き換えた想い
愛が消えてしまうなら
せめて貴女が誘って
濡れた森で優しく包んで
希望を乗せた船が明日へと旅立つ
乗り遅れたのはあの日の僕
艶やかな黒髪が細い指を流れる
甘い台詞に手は届くかい
一つまた一つ潰した言の葉が
また新しい芽をだす
それは優しい桃色じゃなく
酷くくすんだ紅色
せめて夢でもいいから貴女が誘って
抱きしめてください
二度と戻れないと解っていても
濡れた森へと踏み込む愛の境で…
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