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売れない作家のラブレター
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作詞 porunoageha |
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三日三晩 そんなもんじゃない
その日ばかりは ニュースだって
外国の天気ぐらい関係なかったんだ
私は片思い中の作家です
そのせいで締め切りが近づいてます
踏み出せない恋の続きを
ペンにぶつけて隠しています
そんな思いで書いた本だって
店の片隅で立っている
初版のままで背中向けて
三日三晩 そんなもんじゃない
君に伝える言葉が浮かばないよ
逆立ちしたって 響く言葉は出てこない
三日三晩 そんなもんじゃない
君のことを考え続けてるから
生業さえも 外国の天気に見えてきた
編集部の声が響くよ
期日くれたら打ち切りだって
きみの期日はあとどれくらいかな
三日三晩 そんなもんじゃない
きっと君は新しい恋を探してる
振り向かせるための タイトルすら浮かばない
三日三晩 そんなもんじゃない
電話の音なんか聞こえないよ
眠り方すら曖昧になっちゃったのさ
誰か私の恋の続きを書いてくれないかい
誰か私みたいな売れない作家のラブレターを
三日三晩 そんなもんじゃない
使いまわした表現じゃだめなんだ
だって私は作家なんだから期待以上を作るが常
三日三晩 そんなもんじゃない
タイトルも字体も布石みたいにちりばめて
最後にハッピーエンド駆け抜けなくっちゃ
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