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暴走先生
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作詞 porunoageha |
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僕らの自慢の先生はある日
窓を叩き割って暴走を始めた
大きな叫び声上げながら
帰ってこなくなった
僕らの自慢の先生は次の日
街の片隅で見つかった
なにかに怯えるように
身を隠すように
先生が口開けてこう言ったんだ
僕はもう嘘は教えられない
もう一人の自分が悲しい目で見てる
「嘘をつくな」
「みんなと仲良く」
そんなの世間では生きてけない
僕らの自慢の先生を知った
偉い国の政治家は
緊急会議を開いたらしい
新しい法もできたらしい
次の日クラスに配られた鉄枷
先生は自分でくくりつけた
先生はいつもと変わらぬ様に
椅子にちょこんと座って
涙イッパイ浮かべてこう言ったんだ
僕は今真実を伝えられる
もう一人の自分も拍手して見てる
「強い者が
全てを決める」
自分の理想に近づけるため
今日もどこかで先生が叫んでいる
今日もどこかで窓の割れる音がする
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