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吟遊詩人
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作詞 porunoageha |
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その人はいつも歌っていた
街の隅の夕日の見える岩の上
その人はいつも奏でていた
私の好きなギターのメロディー
内容は覚えていないけど
きっと素敵な恋の話
だけどすごく悲しい話
誰かに聞かせたいとか
誰かに歌ってほしいとか
そんなことは飛び越えて
その人はいつも岩の上
夕日の空に歌っていた
その人やさしく語ってた
私に小さな花を渡して
その人はこっそり教えてくれた
あの歌は僕の思い出なんだと
内容はわすれちゃったけど
とても幸せな二人の話
だけど最後は一人の話
誰かに慰めてほしいとか
誰かに泣いてほしいとか
そんなことは飛び越えて
その人はガラスのような美しさで
消え行く夕日に歌ってた
一番星に歌ってた
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