|
|
|
混沌の夕べ〜虚無と嘘の音頭〜
|
作詞 porunoageha |
|
ひどく蒸し暑い夜だった
星もひどく湿ってた
僕の息を邪魔するのは
ネクタイだけじゃなさそうだ
苛立ちが輪をかけた
僕の頭を腐食する
そんな人を誘うがごとく
響く祭囃子
少しまがった薄暗い広場
ため息交じりの愚痴が合図
宵の淫れた名もない恋も
羽を痛めた許さない愛も
隠すことばかり気になって
また一つリズムに変わる
涙あふれた悲しい過去も
我を忘れたさもしい立ち位置も
すべては夢現(ゆめうつつ)
あぁ・・・
夜は更け行く
マリッジブルーの隣の娘
金融機関入りびたりの友
僕の心を締め付けたのは
腰のベルトだけじゃなさそうだ
足を引っ張る世間体という鎖
吹き飛ばす花火が打ちあがる
踊る阿呆に見る阿呆よ
同じ阿呆なら踊らな損損
世間体ばっかり気になって
また一つリズム乗り遅れた
わかっているからとウソついて
私は大丈夫とだまして
積み上げた箱が落ちてくる
あぁ・・・
夜の彼方へ
|
|
|