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鬱蝉
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作詞 porunoageha |
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木に登りだした 蝉の幼子
そこに掲げた 理想に
向かわすのは本能
薄暗い部屋に 溜息ためる
整理できずに 絡まった
解しているのは悲観
望みさえすれば救われる
そんな妄想 足に絡み付く
消えてはくれない光に
すべて投げ出す 勇気削がれて
また明日を信じてる
諦めを見ぬように 知らぬ間に
木に止まったままの 蝉の幼子
6日の我慢さえ 長すぎて
夢見たのは空蝉
胸を貫く 夢の後悔
涙で滲むだけならいいが
破壊された プライドが
丸まった背中に突き刺さる
過去の傷も今の傷も
消えぬ様に 食い込む様に
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