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焼肉
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作詞 porunoageha |
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腹の虫が吠えて
近くの焼肉屋へ行く
夢の食べ放題だ 食べるぞ
血気盛んな男子
みんなORVE100
店長の顔は怯えている
金網を囲んで
お絞りで顔を拭く
やってきたウェイターに 注文する
厨房が暴れ出す
次々と運ばれる
最初の注文が 「全部人数分」
さぁ食べるぞ
肉を焼きまくれ
制限時間何分だ?
嘘だろ?元が取れるかな
いざ勝負!!
あぁちょっと待ってくれ
それはまだ焼けていない
なにをそんなたいそうに
ユッケも生だろ!!!
勢いよく焼いて
無心に食いまくる
網が空になったら急に不安になる
旨そうな牛タン
早くもキープする
自分のベストの状態まであと少し
あれ?ここにない。
お皿にも乗ってない
なんで、マイ牛タンがない
予定外 見つからないまま
箸が止まる
あぁちょっと待ってくれ
お前の皿に残る肉はなんだ?
その色形大きさといい
俺の牛タンに間違いねぇ!!
いらん!もういらん!
切れ端はいらん
さぁ次を焼け
残り時間は何分なんだ?
あと少し
あぁちょっと待ってくれ
元を取った気がしない
時間が残りあと少し
仕方ない必殺技だ
あぁ出たぞ「丸焼き」!!
皿をそのままひっくり返す
肉を無理に焼いてしまう
卑怯なラストスパート!
「ありがとうございます」
店員の引きつる顔
店長はまだ泣いていた…
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