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塾のあの男の先生
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作詞 SAの80U |
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お前達は中学三年生。
月日が経つのはあっという間。
だからもうすぐ受験。
恋とか無駄なことはすんな。
勉強しろ。
塾で言われた。
ちゃんと勉強してるよ。
受験が近いことくらいわかってるよ。
なのに、ただガミガミ言われても。
説明の上手い先生に言われたら頑張れる。
だけど 説明の下手な貴方様に言われても
“この塾は偏差値の高い高校に合格できる”
そう宣伝して
売上げを上げるためだけに思えてきた。
恋は無駄なこと…
あたし達の気持ちは無駄?
少しでも気持ちを休められることを
しちゃあいけないのですか?
確かに、嫉妬とかをするかもしれない。
けどね、気持ちには嘘を吐けないんだよ。
たとえ恋をしたくなくても。
その気持ちを無駄っていうの?
その気持ちを殺したら、
勉強ができるとしても
暖かい気持ちがなくなるかもしれない。
寂しい人間になっちゃうんだよ。
無駄といえるほど、
貴方様はそんなに偉いんですか。
でもそのわりには、
付き合ってる人とかによく絡みますね。
今とんな状況なんだよーって
塾の授業中に
あたしは…
結構前だけど彼氏と別れた。
その彼とは同じ塾。
なのに なんで皆の前で、
恋はもうしないで勉強だけにしろよ。
ってわざわざ言うの?
皆知ってるんだよ?
付き合ってたこと。
わざわざ
えぐり返さなくてもいいじゃん。
あたしの気持ちを
軽々しく皆の前で発表しないで
わけわかんない
行きたい高校に絶対行かせてやる。
の後につく言葉。
お前のレベルにあった高校に行かせてやる。
それは先生にとってはプラスなるからじゃないの?
中学三年。
受験勉強しかしちゃいけませんか?
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