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光ったのは モンブランのカップ
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| 作詞 えーこ |
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私はここで生きたいと願った。
色々な経験をして 好きな音楽を聴いて 大好きなケーキを食べた
ふと 気づけば靴がなかった
ああ 落としたのか
「行けよ、後ろが詰まってる！」
ごめんよ、そういえばドーナツの店に並んでいたんだ
空は青かった 雲は白い
足を切った 血が出た 母さんが泣いた 父は黙っていた
僕は飛んだ 高く飛んだ 空気が綺麗デシタ
お腹に赤いものが丸くできていた人をみた
聞いてみる
「おじさん 痛い ？」
ああ おじさんは答えない
案外 悲しいのだと気づいた
※ありがとうありがとう
忘れてた 気持ち
ごめんなさいごめんなさい
銃で撃たないで あなたは偉い人だよ
私は 髪を切った ああなんて清々しい？
すきな様に生きればいい ごめんなさい見捨てないで
ああだって 君が心の頼りだったのに
私は すきな様に生きた でもなんて怖いんだろうか
煙草を吸う 未成年は笑いながら 泣くという器用なことをする
お昼は 空気が濁って息ができなくなっていた
野菜ジュースを飲んでも 血はサラサラ流れなくなった
こないだ 君と会ってね こう話したんだよ
「子供はできた？名前決めた？」
「ううん、殺しちゃった 殺されちゃった ママに」
あぁあ 綺麗な汚い 涙は美しかった
元気出してよ 僕は笑えない
※ありがとうありがとう
ガトーショコラは 消えて溶けた
ごめんなさいごめんなさい
将来は 見えていたのに ガトーショコラは 消えちゃった
大好きな モンブラン 見ても 食べたくなかった
大好きな 音楽 聴きたくなかった
誰かに 見てもらいたかった 絵は ぐちゃぐちゃ ゴミ箱
そこから 飛び立つ鳥さんは
「足がでたら、一緒に外にでようか」
止まり木に脚を 止めてくれた 鳥さんの顔は 優しかった
「好きな音楽 聴くよ」
「モンブラン 買ってきてあげる」
「外は 思うほど汚くない ほら、歩こう」
あぁあ 信じてみようかと思う 鳥さん 私は出るよ！
※ありがとうありがとう
君は あたしが生んだ モノだとわかっていたのに
ごめんなさいごめんなさい
消えたのは あたしが 一人で立てたからだね ？
すきなように生きるのは 息がつまっちゃう
支えた みんなは 消えて
私は 嫌いなガトーショコラを 頬張る
わがままに 生きたことを 直すのはとても難しいことだね
モンブランが お皿で 泣いているのを 黙認したのは 僕
魚は 綺麗に 泳いでいた 夏は 眩しかった
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