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冷たい夜よ
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作詞 宵月之魔姫 |
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きっと傍に居てと
私は頼むでしょう
されどこの頼みを振り切って
逃げてください
冷たい夜に
独りで唄を歌いたいのです
この手で私は竪琴を
奏でているでしょう
後悔と言う名の竪琴で
ただ奏で続けて居る筈
冷たい夜に
別れを告げる為に
奏でているの
貴方の横顔に私は
涙しているでしょう
愛しさと悲しみを抱いたまま
泣いているでしょう
冷たい夜が
怖いと嘆く為に
泣いているのです
私はバラの棘に貴方
重ねて見つめていましょう
貴方の苦しみを撫でながら
見つめているのでしょう
冷たい夜に
貴方が消えてしまぬよう
見つめているのです
この唄は冷たい夜の孤独に吸い込まれ
誰にも届くことなく
新月に響き渡っているでしょう
愚かな罪と錯覚して
しまわぬように
私は歌い続けます
奏で続けましょう
冷たい夜の為の唄を
歌いましょう
私と共に
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