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さらば 我が恋人よ
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作詞 宵月之魔姫 |
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さらば我が恋人よ
お国の為に頑張って
さらば我が想い人よ
天皇の為に頑張って
紅い紙が貴方の元へ
それは貴方を
殺すのよ
苦しみだけが込み上げて
貴方は少し泣いていた
私はそれを見てるだけ
別れの汽車は
酷く霞んで
乗り込む貴方と手が離るる
汽車が通り過ぎて行くと
零れ落ちるひとつの涙
それを拭うが効果なく
さらば我が恋人よ
また会える人はくるのだろうか
また笑みを交わせる日がくるのだろうか
死なないでなんて言ってはならぬ
そう言われそのまま言えずじまい
母の想い今思う
今貴方はどこにいる?
疲れた足を必死に動かし幾千里を歩くのか
思いを反して敵を討つのか
帰ってくるは貴方の遺骨
やはり会えずにいるのか
やはり笑みが交わせないのか
嗚呼やはり死したのか
あの目まぐるしい笑みさえも見えないのか
苦しいね
愛するものと
会えぬのはやはり苦しいものなのね
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