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社会
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作詞 林檎×蜜柑 |
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幼い頃は
1週間が早く 1日が早く
1分が早く 感じられた
都会の真ん中で 忙しく歩く人の波
携帯で話すか メールを打つか
遅刻で走るか 信号待ちか めんどくさい
私の視野は いつの間に狭くなったのか
私の世界は どうしてちっぽけなんだろう
幼い頃は
地面を見たり 空を見たり
空気を吸ったり ごく当たり前のこと
社会の真ん中で 忙しく働く人の影
人間付き合いか 上司の機嫌取りか
お客の接待か 残業か めんどくさい
私の頭は どうして利益を考えるのか
私の目は いつの間に見えなくなったのか
知らなくていい汚点が 見えてきた社会
それは 大人の汚い世界であり
それは 子供を守る世界である
知らなくて許されていた 子供時代
それは 大人が頑張っており
それは 子供が無知だから
だからって 社会の波に乗らなきゃ
稼げないし 生きてく事も出来ない
だからって 社会の波から逃げてちゃ
いつまで経っても 子供のままだ
子供のままで終わる大人ってどんな人?
いつまでも親に甘えている人
子供のままでいいって言う大人って?
社会の汚点から目を背けたい人
でも背けてばかりじゃ 駄目じゃない?
立ち向かっていかなきゃ いけないよ?
ほら もう心の中では わかってんだ
ただ 一歩の勇気が 無いだけなんだ
背伸びしなくてもいい ゆっくりおいで
急がなくてもいい こけてもいいからさ
汚点に目を背けたくなるのもわかる
でも付き合って行かないと 次の子供が居るんだよ?
こんな世界が 嫌なのはわかる
でも付き合って行かないと 生きてけないんだよ?
忙しなく動く人の波は 時として残酷であり
忙しなく動く人の影は 時として冷酷である
ただ
人は 時として温かみが感じれる動物であり
人は 時として心を動かされる動物である
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