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夜を走るバスに乗り
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作詞 梅川 萌紀 |
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もう外は静かで
霧雨の中を走るバスは最終
あなたの寝息は
この夜に混ざった灯みたいで
あたしをさらった
風の匂い 落とした夢 掴んだその手に
今 虹がかかった
もう閉じないでいい
あなたがここまで連れてきてくれた
雨上がりの月に
並んだ横顔はすり抜けてしまいそう
何を見ているの?
ねえ、どうか同じものを見せてね
あなたは笑った
拙い毎日のほころびを撫でてくれた
この紺色の空
誰かに似ている
あなたはあたしを作り直してくれた
行き先を見失ってしまっても
きっと見つけられる
あの虹が消えないなら強くなれる
風の匂い 落とした夢 掴んだその手に
誓えることがある
もう泣かないでいい
この旅の終わりまで一緒にいるから
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