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寓話ループ
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作詞 梅川 萌紀 |
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こんな私は間違いだと
誰かが言った
雑踏の音でよく聞こえないフリした
泣いていれば心は楽になった
でもそれが束の間だと私は言った
安らぎを手にすればまた
明日が怖くなる
夜の隙間から答えが見えたら
気付いた時グラスの泡に消える
現代のおとぎ話に
悲しみの合図をふりまいて
あなたがくれた偽りで
新しい寓話が生まれる
そう単純なことなんでしょう
失う理由は
これ以上ないくらいの悲しい匂い
赦せばいいと知っているのに
でもそれも束の間だと私は言った
秋の枯れ葉舞い散る様な
静けさの中で
夜の隙間から答えが見えたら
あなたの時計の秒針を外して
いつか希望が舞い降りて
優しい色を纏ったドレスに
私が笑う偽りで
新しい悲劇が生まれる
愚かなひずみを埋めるために
今度は何を差し出そう
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