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HERO
作詞 フズ
一人の少年は 夢を見てる
正義の味方なんて くだらない夢に過ぎない
そんな夢を壊そうなんて 企んでみても
その少年の思いには 勝てないなんて気付いた

凍えて震える少年の手は 一本の槍をつかんでいた
「戦う闘志」を 少年の元に届けてきた
少年はひたすら槍を 振って戦っている
僕もいつかそんな風に なれたらいいななんて

いまさら思うようになったけどもう遅いんだ
僕はどれだけ少年を貶しただろう

なけなしの勇気を ののしられて泣く少年の背に
軽くあたたかな 夕日が こう呟いていた
「立って歩け そうすれば また朝日がやってくる」
なんてセリフを 言って少年の背に消えた

原因不明の震えを 慣らしながら
少年は槍を上に上げて また戦う
いつか勝てる その日がくるまで見てるよ
いつか君に おじけづくその日が

その日が来るまで僕は一人で立てれるかな
この旗が今僕の胸に刺さって抜けないで良かった
今日が明ければ朝日が少年を照らしている
光っていないのは一握りの僕

少年に追いつこうと 槍を持ってみる
やたらと重いこの槍が やる気を遠ざける
これで戦う少年の 背中に憧れて
いつか少年とも 平等に戦えるように

明日が来なければ 少年は照らされない
じゃぁ朝日なんか 沈めちまえばいいんだ
なんてことを考えて 朝日を待ってみる
少年の命はもう 消えてなくなった

その日が来たのか僕は一人で泣き叫ぶ
無意味な震える声は「意味を持たない」と言った
納得も得ることもなくひたすら泣いていたんだ
明日がこないのは僕のせいだったのか

僕はまだ立っていられるなんて
100%の嘘さ信じていたのは僕だけ
僕の目にかろうじて見えるのは
少年が立てた槍と上ってくる朝日だった

僕のせいじゃなかったんだ
朝日はまだ暗かった

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル HERO
公開日 2007/06/22
ジャンル ロック
カテゴリ 応援歌
コメント 切ない感じの詩です
ブルース系の曲です
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