|
|
|
プロローグ
|
作詞 Elaykyu |
|
2分。
2分だけ僕に頂戴。
受話器の向こうで
君が言った
想像のつかない
沈黙が流れ
わたしの思考は真っ暗に
幕を被り
やがて
2分が経過して
君が
「
ごめん。
やっぱり
2分じゃ
いいたいこと
うまく纏まらない」
もどかしそうに
告げ
「直接会ったら
言えそうな気がするんだ」
そう
言った
今度はわたしが2分
待って欲しくなった
「2分
待ってね」
わたしは考えた
永遠の2分が始って
そしてわたしはいつまでも
携帯握り締めたまま
空白を埋められないまま
|
|
|
本作品の著作権は作詞者に帰属します。
|
|
|
|