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夜空の下
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作詞 Elaykyu |
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お豆腐色した
公園のベンチがひときわ
夜気を吸い込んで
すわるなと遠ざけてる様で
外灯の下では
それも仕方なかろうと
オレはかのじょの手を
スぃ、と引き寄せ
ベンチを避けさせた
かのじょは汚れも気にせずに
無邪気に「座るわ」と言い出した
そんな
ひやっこいものによく座る気になるな
とオレはいつもそんな事ばっかり
彼女の無邪気さがオレをくだらない
しょうもない愚痴に飛び込ませる
外灯の下でさえ息が見えるくらい
「ほしが」
ゆびさすかのじょのゆびは
ほそくぼやけてちっさくていじらしく
かわいそう
オレのかのじょだなんて
あなたはかわいそうなんだ
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