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Timelag
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作詞 Elaykyu |
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皮膚みたいなかたち格好の
ドレス纏わされて
これはわたしじゃない
わかっていても
あなた
どんどんお酒を注いでく
煙管からは甘辛い
なつかしい夕焼けの香り
いつしか深く胸の奥
とかして
焦がし
黒い夜更けに染まってた
なんでも
あたまを撫でて笑って聞いててくれる
あなたは
悪魔ぽい指先から
約束を発した
かならずまたこの時間に
細く巻いた腕時計
彼がくれたものなのに
ジャマ臭くて古臭い
それを薄くさげすむわたし
硝子の蓋を開けて
あなたが針を止めるのを
黙って許してた
彼が鳴らす着信はもう
わたしの足元でうず高く処刑を待つばかり
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