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風の落し物
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作詞 yuuki.n |
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01.風の落し物
ふいに見上げる空 あまりにも青い
僕は空が好きだ そう思った
ふいに見下げた時 薄汚れている
脆い手紙拾う 誰に宛てた??
宛名も無い 中身も無い
だけど僕はポケットにしまう
ふと風が吹いて 声が聴こえた
そんな気がした 「ねぇ聴こえているかい」
「うん」と頷いて 僕は見上げた
空は変わらないと思っていた
さっきテレビの中で あまりにも酷い
黒く臭く脆い 景色を見た
ふいに手紙を見た 薄汚れている
その手紙の主が そこにいたんだ
やり切れない 憎まれたい
君の宛名が僕達だったなんて
ふと風が吹いて 声が聴こえた
確かに聴こえた 「ねぇ気づいてるかい」
「うん」と頷いて 僕は気づいた
それは空が届けたメッセージで
気がつかなかった 変わってしまっていた
空は青くなかった 幻想が作り出したんだ
ふと風が吹いて 声が聴こえた
会話が無くても 僕は返事をしたい
今風が吹いて 声が聴こえた
確かに聴こえた 「ねぇ気づいているかい」
「うん」と頷いて 僕は走った
空が届けたメッセージの
答えを手にしたいから
02.最悪の朝
眠りについた そして覚めた
最悪の朝だ
昨日の夜は 君が泣いた
きっと僕のせいさ
ジレンマが襲った
それについて話すと長くなるからやめとこう
煙が巻いた 君が覚めた
僕の方を見る
予想通り 今の君は
あまり機嫌がよくない
馴れ合いが襲った
別に話さなくたって人は察してくれるだろう
煙が昇る 天まで昇る
君は僕を見る
まずは君に 今は君に
誤っておかなくちゃ
君がうなずく 不器用でも
そっと微笑んだ
「ごめん。ありがとう。」
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