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【Forest town in my girl】
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作詞 yuuki.n |
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11.dent
伝わっていたんだ ありがとうとも言えず
ただ通り過ぎた季節を恨みながら
あなたの全てから零れ落ちた雫
君はそれを愛と呼んでいたっけ
培っていたのか 失っていたのかな
ただ作り上げた世界を恨みながら
愛しながら暮らしている
傷が深い街にそっと積もる雪は
姿を変えるべき僕にはあまりに都合が良すぎたよ
抱きしめていたんだ ありがとうの代わりに
その優しすぎる体を思い出すよ
あなたの世界から僕に届いたのは
名前も無い犬のようなはかなさで
地図に描く点はずっとそこにあるさ
姿を変えるべき僕にはなんだかそれは良くないね
忘れてしまえば楽になるという
楽になってしまえば忘れていられるかい
傷が深い僕に誰も見向きもしない
姿を変えるべき僕にはそれでは都合が良すぎるよ
愚かすぎる僕を誰か愛してください
いつかは乗り越えてあなたにありがとうを言うよ 聞かないでね
12.コーヒーの渦
見慣れた景色はアルバムで焦げていた
ふざけた僕らは湖を漕いでいた
落ちてく理想も束ねて君といたい
並んだ水面は過去から続いてる
なんならコーヒーでも入れましょう
これ以上苦いものなど無いようにと
偽りあって 傷つけあって それでも何故か愛し合って
信じてるという以上信じていない季節があったとして
瞼に隠して 言葉に埋もれて なぜだか共に語り合って
吟味するための机上 閉ざしていない扉を隠さないで
めくれたノートに重なるクレヨンは
滲んで汚れてそれでも絵になった
朽ちてくためなら野菜も食べるから
君からもらったジーンズもはくから
それからコーヒーでも飲みましょう
無謀にも苦い過去など忘れるよう
偽りあって 傷つけあって それでも何故か抱きあって
キスしてる草原上 吹いてもいない風が見える気がして
音にゆだねて 本は重なれ いつでもわかり合えなくたって
混ざり合うための地上 降ってもいない雨に濡れてもいいよね
お口直しにビスケットはどうですか
安物だけど結構好きなんだ
抱きしめたって 会いたくなって 何度も指を重ねあって
愛してるという以上愛せていない未来も見えて隠れる
全ては濁して いつかは澄んで 毎日それを繰り返して
理想を並べてる机上 いまだに空っぽの扉にしまわないで 隠さないで
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