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【The crowd suffering〜one〜】
作詞 yuuki.n
05.君に会いたい

失ってすぐ手に入る物は何一つないけど
過ぎ去ってすぐ舞い戻る事はたまに出来るさ

声が聞こえる 僕を呼ぶ訳じゃないけれど
どうしてだろう 君に会いたい

 夢中で君の名前を探す
 海の向こうから湖のほとり
 宇宙で君の星を探す
 君の近くから霞み行く光り

 それを僕の近くに繋げる

夢なんて諦めてもどうってことないけれど
君だけは放したくないってすごく思うんだ

声がかすれる 君を呼び続けているんだよ
恋に似ている 君に会いたい

 夢中で君の足音辿る
 旅は終わらずに君へと向かうよ
 途中で君の為に花を
 摘んで行くから少しだけ待ってて

 それを君の未来に咲かせる

声が重なる 意味がある訳じゃないけれど
本当なんだ 君に会いたい

 夢中で君の名前を探す
 海の向こうから湖のほとり
 宇宙で君の星を探す
 君の近くから霞み行く光り

 それを僕の近くに繋げる

 それを君の未来に咲かせよう




06.冬の晴れ間

やらなきゃいけない事がたくさんあるんだ
部屋の掃除に洗濯 布団だってほさなきゃな
取りあえず何から手をつけていこうかなぁ
君がいればこんな事で悩んだりしないのにな

一歳になる子供は最近急に口数が増えた
でも君の事覚えてるかなんてわかんないんだけど

 雲の切れ間 冬の晴れ間
 そっと優しかった君への想いを呟く
 「なんでもういないのか」 必然なのか偶然なのか
 君の生きた 部屋は今は
 汚れているけどこのままにはしないと誓う
 ちょうどよく晴れてる 腹減った…ご飯を作ろうか

越えなきゃならない事がたくさんあるんだ
今の孤独と未来の不安とかさ…越えなきゃな
部屋を見渡すたび思い出が溢れてくる
君がいればこんな事もしなくてよかったのにな

タンスの奥に君が無くしたと言ってた指輪があって
「小さい指だね」なんて 顔クシャクシャにして泣いた

 夢でいつも 君を探し
 それでも現実に戻っても君を探す
 明日なんていらないとか言って強がったりもした
 でもねここで やわい声で
 小さな命が泣くたびに生きたいと願う
 僕らはまだ生きてく ほらごらん…少しだけ歩いた

君の作るご飯より上手くもなく温かくもない
君が片付けた部屋ほど綺麗になりもしない
それに それに、もう言葉がとまらないんだよ
昨日まで降り続いた雨に掻き消されながらも祈る
「見守っていて」なんて恥ずかしい言葉

 いつも今も やわい声で
 小さな命が泣くたびに生きたいと願う
 僕らはまだ生きてく ほらごらん…少しだけ歩いたんだ

 雲の切れ間 冬の晴れ間
 そっと優しかった君への想いを呟く
 「なんでもういないのか」 必然なのか偶然なのか
 君の生きた 部屋は今は
 汚れているけどこのままにはしないと誓う
 ちょうどよく晴れてる あぁそろそろ布団でも干そうか

 僕らはまだ生きてく ほらごらん…少しだけ歩いたんだ

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歌詞タイトル 【The crowd suffering〜one〜】
公開日 2008/05/05
ジャンル ロック
カテゴリ 失恋
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