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白い部屋と呪文
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作詞 emy |
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陽の長い晴れた夏の日に
呪文をかけた あの人には私じゃない
わざと
触れないように注意して
黒目を見てはっきり言った お別れね
さよならをして スカートで歩いた
ヒールが音をたてて あなたに
どんな風に歩いてるのか
知らせるのが嫌だった
私の髪は なびいてるかしら
私の背中は 泣いてないかしら
私の涙は あなたに降ったりしてないかしら
どうか
追いかけて来ないで
嫌なくらいの熱にやられ
身体が壊れて 水が漏れてるだけよ
チョキン
顔を見ないように注意して
部屋中の写真を切った お別れね
部屋を白くして 気付いてしまったの
あなた以外って 何があったかしら
私 始めは なんだったかしら
白い部屋にひとりな私
私の髪は 垂れてるかしら
私の背中は 曲がってるかしら
私の涙は あなたに気付いてもらえたかしら
なんで
追って来てくれないの
あなたに私は似合わない
幸せにもなれないわ
呪文をかけて 私を呪って
あなたは何も言わずに
抱きしめて 大丈夫と言ってよ
私の呪文は あなたに解いてもらうためにあるのよ
白い部屋にひとり
呪いが解けない私
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