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消え逝く霜と枯葉と私
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作詞 apple* |
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散る葉に喩えて
終える恋心に迎える思いは
愛しさ足らずの霜柱
追うように
綴る言葉は虚栄でしかなく
待つように
求める願いはあまりに無防備
奥ゆかしさ連ねる
恋心に
照り返し歪める
大鏡
何を 映すでもなく
何を 飾るでもなく
ついには終末への
筋道となりゆく
儚さを委ねられて
残された哀心に
救いの手は遅すぎた
虚しさと引き換えに
消え逝く霜柱は
繰り返しを暗示させる
私の心の生まれ変わりのよう
「最期ではない」と
その声を 微かに感じた
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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