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楪(ゆずりは)
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作詞 apple* |
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空から 種が落っこちた
曇りのじょうろの潤いよ
この小さな芽 空まで届かせてくれ
いつしか 忘れ去られてしまう
この世の中で
胸を張って生きてきたんだろう
君と出逢った この場所で
君をキレイに咲かせると
お日さまじょうろで 光をあげた
それなのに いつしか僕らは
離れ離れになっていた
気づけば 目の前には
暗い大きな水溜り
名も忘れられた芽は 見えなくなっていた
人に「出逢い」「別れ」があるのは何故?
出逢えば必ず 別れが来ると
わかっていても なお
人が出逢いを求めるのは何故?
その答え きっともう出ていたんだろう
僕と君が 出逢った時から
水溜りには
小さな花びらと
小さな芽が 映っていた
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