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人時私案(ひとときしあん)
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作詞 apple* |
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あくびをしたり くしゃみをしたりするたびに
自分の存在に気づくんだ
君と話したり 君と触れ合ったりするたびに
自分の心の姿を思い出すんだ
何もしないでいたり 何も考えないでいたりして
唯々過ぎていった時間が
今までにどれだけあっただろうか
君を思ったり 憧れを夢見たりして
時の流れを忘れ 時の流れに逆らおうとした日々が
今までにどれほどあっただろうか
その時は気づかなかったけれど
今思うと どれも僕にとっては大切な時間
決して "ムダな時間" なんてないんだ
泣いたり 笑ったりするたびに
僕は "僕であること" を誇りに思えるんだ
他の人から見れば もったいなくて
くだらない時間かもしれないけど
僕にとっては 大切な時間だったり
君にとっては 心地よい時間だったりするんだ
海を眺めたり 星を見上げたりするたびに
君と一緒に過ごす「イマ」を感じられるんだ
それはきっと
僕が君と一緒にいることを 嬉しく思ったり
君が僕といることを 大切にしてくれるからなんだ
僕らは いつも
とどまることなく 流れ続ける時の中で
同じ時間を生きているけど
僕が感じる「イマ」と 君が思う「イマ」と
誰かが考える「イマ」は 全然違って
それでも みんなが一緒に笑い合えるのは
きっと みんなが同じように
自分なりの「イマ」を 精一杯生きているからなんだ
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